

この記事では、OCNモバイルONEとmineo
の契約プランや特徴について比較を行っています。
この2ブランドはどちらもオススメできる格安SIMブランドです。それぞれ独自の特長を持っているので差別化しやすいと感じます。
あとはどっちがあなたにとって向いているかを見極めるだけです。是非参考にしていただければと思います。
OCNモバイルONEとmineoのスペック比較一覧

OCNモバイルONEとmineoの主要スペックを比較するために、一覧表を作成しました。
各項目についての詳細は、このあと順番に見ていきます。
OCNモバイルONE | mineo | |
運営会社 | NTTコミュニケーションズ株式会社 | 株式会社ケイ・オプティコム |
通信回線 | docomo | docomo au SoftBank |
容量プラン※ |
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注:上記価格はau回線 |
主要オプション |
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メール | ◯ (ocn.ne.jp) | ◯ (mineo.jp) |
テザリング | ◯ | ◯ |
初期費用 | 3,394円 | 3,230円(au) 3,337円(SoftBank) 3,341円(docomo) |
違約金/発生期間 | 8,000円/6ヶ月 | なし |
特徴 |
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※音声対応SIMの月額料金

比較1:運営会社→どちらも業界大手会社!
OCNモバイルONE | mineo |
NTTコミュニケーションズ株式会社 | 株式会社ケイ・オプティコム |
格安SIM会社の経営体力に不安な方もいらっしゃるかもしれませんが(私は特に思ってました)、この2社は言わずと知れた大手企業の2社です。
- NTTコミュニケーションズ株式会社
- ⇒NTTのグループ会社、資本金が2,000億超
- 株式会社ケイ・オプティコム
- ⇒関西2大インフラの1社、関西電力100%出資の通信業会社
ですので突然姿を消したり、運営を続けられなくなったり……といったことが起こる不安はないのがいいですね。

通信回線:mineoは3回線から選べる!
OCNモバイルONE | mineo |
docomo | docomo au SoftBank |
選べる通信回線はmineoのほうが3社勢揃いで優勢です。主要格安SIM会社で3キャリアすべての回線を選べるのはmineoだけです。
もしdocomo回線以外を希望する場合は、mineoがオススメです。
比較2:容量プラン→3GBプラン以上は容量プランが全部一緒。価格は容量ごとで優劣分かれる
OCNモバイルONE | mineo |
|
注:上記価格はau回線 |
※料金は音声SIMの月額料金です。
容量プランを見ると、月3GB以上の容量はすべて同じプランになっていることが分かりますね。
でも値段で比較すると、6GB, 10GBはOCNモバイルONEのほうが安く、3GB, 20GB, 30GBはmineoのほうが安い(au回線)と、容量ごとで優勢の部分が分かれる結果になっています。

「ほぼ電話しか使わない」なら、mineoの0.5GBプランは注目!
正直なところ、月0.5GBという容量でスマホを使うのはかなり足りない気がするのですが、
- スマホでネットを利用するつもりはない(電話、電卓やアラーム機能などは使う)
- 常にWi-Fi環境にいるから通信容量を消費することがほとんどない
といった条件が整っている方に限って、mineoの月0.5GBプランはオススメできます。
月額料金は1,310円(au回線)~と安く、電話機能を持ったスマホを持つには最高の価格です!

月3GB未満しか使ってない人は、OCNモバイルONEの110MB/日プランがオススメ!

OCNモバイルONEの特徴の1つでもある日割プランですが、110MB/日は月換算すると約3.3GBになります。
もし現状で毎月3GBに満たない容量しか使ってないなら、一見少なく感じるこの110MB/日でも通信制限に引っかからず問題なく使いこなすことができます。
むしろ110MB/日プランは理論上月3.3GB使える分おいしいプランです!


比較3:オプション→どちらもオプション面は充実
OCNモバイルONE | mineo |
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主要のオプションはどちらも大手キャリア並に揃っているといえます。
詳細に見ていくと値段が微妙に違ったり、かけ放題系オプションの充実ぶりはOCNモバイルONEが勝っているなどの差は確認できます。
かけ放題系オプションはOCNモバイルONEのほうが充実
※引用元:OCNモバイルONE公式サイト
mineoのかけ放題系オプションは10分かけ放題のみですが、OCNモバイルONEのかけ放題系オプションは……
- 10分かけ放題
→1回あたり10分までの通話が無料 - トップ3かけ放題
→一番多く通話した順から3番号の通話料が無料 - かけ放題ダブル
→2つのオプションのセット
の3種類が用意されていて、ニーズに合ったかけ放題系オプションに加入することができます。

比較4:メール、テザリング→両者両方対応で大手キャリア同様のサービスを受けられる!
OCNモバイルONE | mineo | |
メール | ◯ (ocn.ne.jp) | ◯ (mineo.jp) |
テザリング | ◯ | ◯ |
メール、テザリングはどちらも対応していて、無料で使えます。

比較5:初期費用→どちらも変わらず3000円台、金額差は微差
OCNモバイルONE | mineo |
3,394円 | 3,240円(au) 3,337円(SoftBank) 3,341円(docomo) |
初期費用の総額については、どちらも3,000円ちょっとかかります。
mineoのほうが若干安いですが、誤差のレベルですね。
比較6:解約時違約金→mineoはなし!だけど12ヶ月以内の「乗り換え」は要注意
OCNモバイルONE | mineo |
8,000円/6ヶ月 | なし |
乗り換えたものの格安SIMが合わないと感じて、すぐに乗り換えたいとなったら、大手キャリアと一緒で違約金が発生してしまいます。
OCNモバイルONEの違約金の安さ、違約金発生期間の短さは格安SIM業界全体で見ると好条件のほうですが、違約金なしのmineoには敵いませんね。


mineoは12ヶ月以内のMNP転出で「実質違約金」が発生することに注意!
※引用元:mineo公式サイト
契約してすぐ解約しても違約金が発生しないmineoですが、MNPを使ってmineoから乗り換えを行う場合は要注意です。
12ヶ月以内にmineoへMNP転出を申請して他社に乗り換えた場合、通常のMNP転出手数料(2,000円、2019年10月1日から3,000円)に9,500円が加算されてしまいます。
9,500円……どこかで聞いたことがある数値ですね。そう、大手キャリアのプランの大半に付いている2年契約の違約金と同額です。
これが実質の違約金に相当するので、早めの乗り換えの際は気をつけてくださいね。

比較7:その他特徴
OCNモバイルONE | mineo |
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月額料金がほぼ横並びになっているので、各ブランドの特長(特徴)は契約先選びのポイントになってきます。
それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
OCNモバイルONE:有料級オプションが無料のところに注目!他にも「スマホセット」も魅力
※引用元:OCNモバイルONE公式サイト
mineoと比較した上でのOCNモバイルONEのメリットは、有料級のオプションが無料で提供されているところです。
特に全国に86,000箇所以上あるWi-Fiスポットを無料で使えるのは注目です。
Wi-Fiスポットを使った通信は通信容量を消費しないので、大容量アプリをダウンロードするときや友人との待ち合わせ場所として活用すれば、少なめの容量プランの方でも気にせずWEBサイトを見たり動画を見たりすることができます。

また、Amazon MusicやLINE MUSIC、Google Play Musicなどのミュージックサービスを利用しても通信容量を消費しないMUSICカウントフリーのオプションもなんと無料で利用できます。
契約後に充実したサービスを受けられるのはOCNモバイルONEのウリといえます。
端末も一緒に替えたい場合、激安価格でスマホが買える「スマホセット」がオススメです!
※引用元:OCNモバイルONE公式サイト
乗り換えとともにスマホも買い替えたい……という方は、スマホセットでの契約がオススメです。
OCNモバイルONEで販売されているスマートフォンは、他の格安SIM会社やネットショップと比較しても圧倒的に端末代を安く提供しています。
新品のスマホをここより安く買う方法はない、といっても過言ではないといえる値段なので是非活用してくださいね。

ハイスペックなスマホから、スマホデビューにピッタリのスマホまで揃っていますので、きっとちょうどいいスマホが見つかると思います。
mineoと比べた上で出てくるデメリット

逆に、OCNモバイルONEがmineoに劣っている部分は、月3GBプラン、20GBプラン以上の価格が高いという点です。
もしOCNモバイルONEに契約しようと思ってるけど3GBプランが高い……とお思いの方は、110MB/日プランを検討してみることをオススメします。

mineo:容量を使い切っても「フリータンク」から1GBタダでもらえる非常手段が魅力!
※引用元:mineo公式サイト
mineoを選ぶメリットとして、フリータンクという機能を使えば毎月1回1GBの容量を無料でもらえるところです。
予定外に通信容量を使って制限にかかってしまっても、フリータンクを利用すればなんとかなります。
気をつけないといけないのは、フリータンクはあくまで非常手段的なものであって、毎月計画的に1GBもらう前提で契約プランを選ぶことは推奨されていません。
たとえば、「月1GBで十分だから月0.5GBプランを契約して、毎月フリータンクから不足分をもらう」ということをすると、運営からプランを変更するように言われるようです。


みんなが気持ちよく使えるよう心がけましょうね。
大容量になればなるほど月額料金は優勢!
月6GB、月10GBプランはOCNモバイルONEのほうが月額料金が安めですが、
月20GB、月30GBになると、今度はmineoのほうが安めになっています。
ということで、大容量プランを検討中であればmineoがオススメです!

比較まとめ
以上の内容から、OCNモバイルONEとmineoを選ぶポイントをまとめると……
mineoが向いている人は…
- au回線, SoftBank回線希望
- ネットは全然使わない(月0.5GBプランオススメ)
- 月20GB以上使う予定
- すぐ解約するかもしれない(MNP不使用)
- OCNモバイルONEはイヤ!
となりました。

そして、OCNモバイルONEに向いている人は、
- docomo回線希望
- 現在の通信使用量が月2GB未満(110MB/日プランオススメ)
- 月3GB程度ネットするが、使用頻度が毎日一定(110MB/日プランオススメ)
- 現在月1~10GB使っている
- 端末とセットで契約したい
- Wi-Fiスポットを積極的に利用したい
- MUSICサービスを使用中(通信消費ゼロ対応サービスはこちら)
という結論になりました。
あなたの現状の携帯の使用感や、今後どう携帯を使用していきたいかに照らし合わせて、どちらと契約するか決めてくださいね。
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