※↑引用元:mineo公式サイトトップページ

この記事では、格安SIM大手ブランド・mineo(マイネオ)の基本的な情報から最新キャンペーン情報までまとめています。
- mineoを選ぶメリットってなに?
- mineoのデメリットはないの?
- 実際にmineoに乗り換えたら年間いくらかかる?
など、多くの人が思う疑問について徹底解説していますので、参考になれば幸いです。
- 本記事の情報は2019年5月14日時点でのデータとなっています。
- 表示している金額は、指定がない限り全て税抜価格です。
mineoの基本情報
運営会社 | 株式会社オプテージ | ||
---|---|---|---|
対応回線 | docomo | au | SoftBank |
対応SIM | 音声 | データ | |
対応 容量コース | 3GB未満 | 3GB帯 | 5~9GB |
10~19GB | 20GB以上 | ||
月額レンジ | 音声SIM:1,310円 ~ 6,950円 データSIM:700円 ~ 5,990円 | ||
メール提供 | ◯ | テザリング | ◯ |
mineoの運営会社は株式会社オプテージという会社で、関西電力が100%出資している会社(関西電力の子会社)です。
docomo, au, SoftBank全ての回線に対応しています。
容量コースも3GB未満から20GB以上(最大30GB)まで幅広いニーズに対応しています。
契約できるSIMカードの種類は音声SIM(デュアルプラン)とデータSIM(シングルプラン)の2種類です。SMS機能は、データSIMにオプションで加えることができます。
月額料金は、音声SIMの場合1,310円~、データSIMは700円~となっています。
メールアドレスは無料で1個で提供され(@mineo.jp)、テザリングも対応端末にて無料で使用可能です。
mineoの特徴・メリット・デメリット
運営会社はインターネットブロバイダeo(イオ)で有名なケイ・オプティコム
※ケイ・オプティコムの企業ロゴです。
mineoの運営会社は、インターネットプロバイダで有名なeo(イオ)を提供している株式会社ケイ・オプティコムです。
近年は規制緩和で、知識・技術がそれほどなくてもお金さえ払えば格安SIM会社を経営できるようになりました。
そんな中、mineoは運営会社自体が通信事業を主要とした会社なので通信技術に関する知識も高く、安心して契約できますね。


親会社は関西電力だから経営面も安心!
※関西電力の企業ロゴです。
ケイ・オプティコムは、関西では知らない人はいないと言っても過言ではない有名巨大企業・関西電力が100%株主の連結子会社です。
格安SIMの不安点の1つとして「経営の安定」を気にされる方も多いかと思いますが、mineoではその心配はなさそうですね。


格安SIMシェア上位では唯一の3キャリア全対応ブランド
三大キャリア(のショップイメージです^^;)
mineoの特徴を語る上で欠かせないのが、docomo, au, SoftBankの3回線にどれも対応している点です。
最初はauのみでしたが後々docomoにも対応し、2018年にSoftBank回線も対応するようになりました。
mineoなら自分の好みの回線を自由に選べますし、通信回線を変更することも可能なので(有料)、ご自身の地域で相性の良い回線をその都度変えるということもできます。
mineoのメリット①:3キャリア対応だから、今使っているスマホがどのキャリアでもそのまま使える
mineoは3キャリアの回線全部に対応しているので、「今使ってる大手キャリアのスマホをそのまま使いたい……」という方は、mineoなら気にせずそのまま使うことができます。
これは他社にはないmineo独自のウリといえますね。
家族や友人から大手キャリアの端末をもらったりする機会が多いという方も、mineoはオススメできます(もらった端末に合わせて回線を変更すれば使える!)。

また、古い端末など条件によっては使えない場合もあるので気をつけてくださいね!
mineoのメリット②:「フリータンク」を使えば、月末の通信容量不足にも対応可能
※引用元:mineo公式サイト
mineo独自のもう1つのウリは、フリータンク機能です。
フリータンク機能は一言で説明すると、mineoユーザー内で、余った通信容量を分け合うシステムです。
月末に容量が余りそう(期限切れの容量が出そう)な人はフリータンクへ通信容量を入れ、足りなくなった人は通信容量を借りることができます。
毎月最大1GBの容量を借りることができるので、「月末に通信容量が足りなくなった!」という場合でもフリータンクがあるので安心ですね。


フリータンクを使うには、マイネ王に会員登録する必要があります。
mineoユーザー同士で交流できるスペースを用意:困ったことがあっても質問して解決!
※引用元:mineo公式サイト
mineoでは、マイネ王というmineoユーザーで情報交換できるサイトを用意しています。
新しいSIMフリースマホが出た際に対応しているかどうかなどのまだ出回ってない情報や、mineoを使っていて疑問に思ったことを聞いたりするには最適の環境です。
周りに格安SIMを使っている人がいなくても、マイネ王があるので気兼ねなく質問できますね。


mineoのメリット③:速攻解約しても違約金ゼロ(注意あり)
※引用元:mineo公式サイト
mineoは大手キャリアである2年縛りのようなルールはなく、契約した翌月に解約しても違約金が発生しません。
万が一mineoが気に入らなかったとしても、違約金を気にせず解約することができます。
注意として、1年以内にMNP転出を使って解約する場合は、MNP転出手数料に実質違約金相当のお金(9,500円)が加算されます。
「解約違約金」はゼロですが、そのかわりMNP転出手数料に「実質解約金」が乗っかることになるので、その点はお気をつけ下さい。
違約金ゼロをうまく利用したお試し方法
なので、「通信速度がどんなものか、ちょっと試しに使ってみたい」という人向けの方法として、乗り換えでなく完全新規でmineoに契約してみるという手があります。
とりあえず2, 3ヶ月ほど使ってみてから解約し、mineoが気に入ったらメインの携帯番号のキャリアをMNPで乗り換えればいいし、気に入らなかったらそこでオシマイという風にすれば違約金は一切発生しません。

mineoのデメリットは?

他社と比較した上で考えられるmineoのデメリットについて2点紹介します。
SoftBank回線がちょっと料金割高
3キャリアの中でもSoftBank回線の月額料金が少し高いという点がmineoのデメリットの1つです(月額料金の詳細はこの後の料金プランを参照ください)。
例えばデュアルプラン(音声SIM)だと、どの通信容量でもSoftBank回線の月額料金はau回線の月額料金より440円高く設定されています。
もしSoftBank回線が希望の方は、LINEモバイルのほうが金銭面の面でオススメできます。
同じ通信容量(3GBと10GB)でも、LINEモバイルのほうが毎月200円以上安く契約できます。
月10GBコースに至っては最大350円の開きがあるので、「SoftBank希望で料金を安くしたい」という方はLINEモバイルをオススメします。


※回線は一緒でも質の違いは少なからずあります(高いmineoのほうが良い……とも限りません)。「どっちのほうが速いのか?安定しているか?」という点は測定する場所・時間によって常に異なるので、一概には言えないというのが実情です。
契約1年以内のMNP転出は手数料大幅加算
※引用元:mineo公式サイト
↑のメリットでも紹介しましたが、mineoは解約の違約金はゼロです。
ただ、契約から1年以内にMNP転出を行うと、通常のMNP転出手数料2,000円※に9,500円の手数料が上乗せされる仕組みになっています。
なので、もしあなたがメインの電話番号を使ってmineoに乗り換えた後、「気に入らない」と感じて1年以内にMNP転出を使って乗り換えると、実質の違約金がかかります。

※:2019年10月1日から3,000円に変更になります。


mineoの料金プラン
mineoの料金プランは、大きく分けるとデュアルプランとシングルプランの2種類に分けることができます。
それぞれのプランとSIMの機能の関係は…
シングルプラン:データSIM
となっています。
SMS対応SIMはありませんが、SMS機能はオプションでデータSIMに追加することができます(au:無料、docomo:月120円、SoftBank:月180円)。
デュアルプラン(音声SIM)
容量 | 通信回線 | ||
---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | |
0.5GB | 1,400円 | 1,310円 | 1,750円 |
3GB | 1,600円 | 1,510円 | 1,950円 |
6GB | 2,280円 | 2,190円 | 2,630円 |
10GB | 3,220円 | 3,130円 | 3,570円 |
20GB | 4,680円 | 4,590円 | 5,030円 |
30GB | 6,600円 | 6,510円 | 6,950円 |
デュアルプランは、最小月0.5GBから最大月30GBまで6種類の容量コースが用意されています。
同じ通信容量でも回線ごとで料金に差があります。一番安いのはau回線です。
au回線とdocomo回線は90円しか変わりませんが、SoftBank回線とは440円も差があります。

シングルプラン(データSIM)
容量 | 通信回線 | ||
---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | |
0.5GB | 700円 | 700円 | 790円 |
3GB | 900円 | 900円 | 990円 |
6GB | 1,580円 | 1,580円 | 1,670円 |
10GB | 2,520円 | 2,520円 | 2,610円 |
20GB | 3,980円 | 3,980円 | 4,070円 |
30GB | 5,900円 | 5,900円 | 5,990円 |
シングルプランもデュアルプランと一緒で6種類の容量プランがあります。
デュアルプランとは違って、回線ごとの料金差は小さめです(最大90円の差)。
mineoのオプション

項目 | 費用 |
---|---|
10分かけ放題 | 850円 |
スマート留守電 | 月額290円 |
mineo WiFi | 月額362円 |
キャッチホン | 月額無料~200円 |
容量追加 | 100MBあたり150円 |
容量繰越 | 0円 |
安心パック | 月額550円 |
端末安心保証 | 月額370円 |
ウイルスバスターモバイル | 月額270円 |
mineoの主要なオプションをまとめました。
大手キャリアであるようなかけ放題系オプションや、端末保証のオプションなどが用意されています。

月額、年間費用シミュレーション
mineo契約すると月額料金がいくらになるのか、また年間いくらかかるかをよくあるケースごとでシミュレーションしてみました。
ケース1:ほとんど使わないライトユーザー向け

自宅では家のWi-Fiがあるので全然通信量消費しないんですよ。
あくまで電話をたまに使うくらいですかね。それでも今毎月7,000円払ってるので、高いなって……

↑の方のような、「あまりスマホを使わないユーザー」の場合、月0.5GBの容量コースでも十分まかなえます。
mineoならたまたま通信容量が足りなくなった月はフリータンクから借りるという手が使えます。フリータンクを有効に活用しましょう!
オプションも特に必要ないと思いますので、月額料金は基本料金に消費税が加わっただけの額になります。
オススメ契約プラン | |
---|---|
契約プラン | デュアルプラン (月0.5GB) |
SIMの機能 | 音声SIM |
追加オプション | なし |
月額料金詳細 | |
月額基本料金 | 1,310円(au) 1,400円(docomo) 1,750円(SoftBank) |
オプション費用 | 0円 |
消費税 | 105円(au) 112円(docomo) 140円(SoftBank) |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
総額(税込) | |
月額費用※ | 1,417円(au) 1,514円(docomo) 1,892円(SoftBank) |
年間費用※ | 17,004円(au) 18,168円(docomo) 22,704円(SoftBank) |
※:記載の費用に通話料(アプリ使用で30秒あたり10円)を加えた額が総額となります。

これ以外にいろいろ掛かったりしないのですか?

なので毎月数分電話しても年間2万円程度で済んじゃいます!
mineoの0.5GBコースなら、年間17,004円~で済みます!大手キャリアなら2~3ヶ月で支払う額ですよね。
月0.5GBコースで気をつける点は、毎月のようにフリータンクを使わないことです。
みんなが「実質月1.5GBだ!」という考えで0.5GBコースを選択すると、いずれフリータンクはなくなります。
タンクに余った容量を入れる人がいるからこそフリータンクは成り立っているということを念頭に置いた上で利用するよう気をつけましょうね。

その場合月200円高くなりますが、3GBコースへの変更を検討することをオススメします!
ケース2:大手キャリアと同じような容量コースが良い方向け

電話は最近はLINE通話がメインだからそれほど利用しないな。
これで毎月10,000円弱払ってるんだけどいくらくらいになる?

月額料金は3分の1~4分の1までカットできそうですよ!
月5~6GBほど使う場合は、月6GBコースがオススメです。
オススメ契約プラン | |
---|---|
契約プラン | デュアルプラン (月6GBコース) |
SIMの機能 | 音声SIM |
追加オプション | なし |
月額料金詳細 | |
月額基本料金 | 2,190円(au) 2,280円(docomo) 2,630円(SoftBank) |
オプション費用 | 0円 |
消費税 | 175円(au) 182円(docomo) 210円(SoftBank) |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
総額(税込) | |
月額費用※ | 2,367円(au) 2,464円(docomo) 2,842円(SoftBank) |
年間費用※ | 28,404円(au) 29,568円(docomo) 34,104円(SoftBank) |
※:記載の費用に通話料(アプリ使用で30秒あたり10円)を加えた額が総額となります。


au回線かdocomo回線なら月6GBのコースでも年間30,000円以下の維持費でスマホを持つことができます!
「通話はLINEで出来るし電話は全く使わない!」という方はシングルプランでもOKですが、電話番号はなにかと電話以外の用途でも使う機会はありますのでデュアルプランをオススメします。

ケース3:頻繁に電話をかける方向け

電話はほぼ毎日いろんな人に数分掛けてます。
今は大手キャリアのプランで電話代定額になってるけど、格安SIMに換えたら電話代が高く付きそうな気がするけど……?

↑の方のように頻繁に電話を掛ける場合、1回あたり10分以内の通話なら通話料が無料になる10分かけ放題オプションに加入するのがオススメです。
10分かけ放題に加入することで、電話代が月額850円で済みます!(1回の通話で10分を超えると、超えた分だけ30秒あたり10円発生します)
通信容量は余裕を持って月3GBコースがよさそうです。
月3GBで10分かけ放題に加入した場合、月額料金と年間料金は次のようになります。
オススメ契約プラン | |
---|---|
契約コース | デュアルプラン (月3GBコース) |
SIMの機能 | 音声SIM |
追加オプション | ・10分かけ放題 |
月額料金詳細 | |
月額基本料金 | 1,510円(au) 1,600円(docomo) 1,950円(SoftBank) |
オプション費用 | 850円 |
消費税 | 189円(au) 196円(docomo) 224円(SoftBank) |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
総額(税込) | |
月額費用※ | 2,551円(au) 2,648円(docomo) 3,026円(SoftBank) |
年間費用※ | 30,612円(au) 31,776円(docomo) 36,312円(SoftBank) |
※1:「1回の通話時間が10分を超えた分の電話代」を加算した額が総額となります。

月3GBの通信容量に1回あたり10分まで通話無料のオプションを加えても、mineoなら月額2,551円~でスマホを持つことが出来ます!
10分以上電話しない限り追加の通話料は発生しないので、↑の記載額が実質年間に払う額として確定と言ってもいい値段になります。

mineo乗り換えにかかる費用は?
項目 | 費用 |
---|---|
MNP転入手数料 | 無料 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
SIMカード手配料 | 230~341円 |
mineoに新規契約する際に発生する初期費用は、上の表の通りです。
SIMカード手配料は、通信回線によって値段が少し変わります。
Sプラン(SoftBank回線):337円
Dプラン(docomo回線):341円

⇒docomoの方 | ⇒auの方 | ⇒SoftBankの方 |
さいごに
契約を行いたい方、オプションや各プランのより詳細な内容を知りたい方は、mineo公式サイトをご確認ください。