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俄然強気の総務省、格安SIM競争促進のために10月に省令を改正

前回紹介した記事では「省令改正するぞ」というところまで進んでいた総務省による大手キャリアの速度差別疑惑対策。

先日の報道ではついに10月にも省令が改正されるというところまで報じられました。

省令改正の裏には、大手キャリアが自身のサブブランドに有利になるような通信速度を設定しているという噂が立っており、果たして噂は真実なのかどうかが今後の争点となりそうです。

※報道記事(外部サイト)
格安スマホの速度差別を禁止 総務省、携帯大手に規制(朝日新聞、徳島慎也記者)
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記事の内容要約

箇条書きにまとめると以下のような感じです:


  • 総務省は、大手キャリアが格安SIM業者に通信回線を貸す際に、特定の業者(≒サブブランド)だけが優遇されるような措置を行うことを明確に禁止するための省令改正を行う
  • これにより、大手と格安業者の競争を促すことが目的
  • 有識者会議では「サブブランド(具体的にはUQ mobile)が速度面で優遇されている」という意見が出ている。
  • なお、UQ mobileはKDDI(=au)グループの会社で、シェアを伸ばしている(2018年3月時点で格安SIMシェア4位)。
  • 省令改正は10月にも実施される模様。

要するにどうなるの?

携帯業界に競争を促すという点と、消費者に乗り換えやすい環境を整えるの2点が目的のようです。
格安SIMは速度面で不安と感じているユーザーが多いので、その不安を解消するための施策の1つといえます。

サブブランドとは?

サブブランドってなに?

(携帯業界の中では)大手キャリアが運営する格安SIM会社です。

携帯業界における「サブブランド」を一言で説明すると、大手キャリアが運営する格安SIM会社のことです。

現在SoftBankが提供しているY!mobile(ワイモバイル)と、KDDI(au)の連結子会社UQコミュニケーションズが運営するUQ mobile(UQモバイル)の2社がサブブランドと呼ばれています。

厳密にはこの2社は体系が少し異なっています。

ワイモバイルはSoftBankが直に行っているサービスの1つ(MNOが直接運営しているブランド)であるのに対し、UQ mobileはKDDIの子会社が運営するブランド(MNOのグループ会社が運営するMVNO)です。

ここまでの流れ

ここ1年くらいの流れをざっくり表すと以下のような感じです。


  1. 総務省が有識者会議(モバイル市場の公正競争促進に関する検討会)を開催、格安SIM関係者が出席
  2. 会議の様子(イメージ)

    総務省
    何かご意見はありませんか?

    出席者A
    サブブランドだけ速度が優遇されてる気がするんですが…

    出席者B
    弊社も同感です。MVNOブランドは速度を制限されてると思います!

    出席者C
    弊社も同感です。

    総務省
    ほう…
  3. 総務省、速度差別禁止化のために省令(電気通信事業法)を改正することを明言
  4. ※発言内容は今日までの展開を元にしたイメージです。

    総務省
    省令改正します。ついでに2年縛りもやめてください。あと月額料金も4割は落とせるでしょ?
    ※関連記事
    総務省が仕掛けた…MVNOへの「速度差別」禁止の義務化へ省令改正を実施へ
  5. 来月10月にも改正される予定←今ここ

省令改正による変化は?

これで一気に格安SIMの速度が上がるの?

そもそも「速度差別」的なことを行っているかどうかをはっきりさせることが先ですね。
速度が上がるかどうかはその先という感じです。

報道文を読む限り、あくまで今回の省令改正で期待できることは電気通信事業法で定めた差別禁止の実効性を高めるまででしかありません。

しかし今回の改正によって、速度差別が発覚したら回線を貸している業者(大手キャリア)は電気通信事業法に反したことになるため、何らかの処分を受けてしまう可能性が出てきました

ちなみに省令改正前(現在)は、仮に速度差別が行われていたことが発覚したとしても問題是正を指示するまでが総務省の行動範囲でした。

言われてみれば明らかに落ちすぎな格安SIMの通信速度

当サイトでは、OCNモバイルONEの昼間の通信速度を測定した記事を掲載していますが、たしかに言われてみればある特定の時刻から一気に速度が落ちすぎではないかと思えなくもありません。

2018年5月に測定した時の平日昼間の通信速度(OCNモバイルONE)。凄まじい速度低下は制限によるものなのか…?

平日昼間でも10Mbps出たりすることもあるという報告もあるサブブランドですが、その速度差の要因が格安SIMの速度を意図的に下げていることによるものなのか…?

もし格安SIMの速度を意図的に下げているとしたらどうなるの?

今回の省令改正によって通信回線を貸している大手キャリアが処分を受けるものと思われます。

窮地に追いやられた(?)回線供給側サイド

大手キャリアはどうなっちゃうの?

今までの行いによって運命が変わりそうですね。

もし現時点で「速度差別」をしているなら、ただちに改善しないと処分を受ける可能性がある大手キャリア。

でも一気に制限を開放すると急に速度が上がっちゃうので、それはそれでやってたことがバレてしまう

2年縛りの件と相まって、どっちに転んでも世間から叩かれる可能性が高く、窮地に追いやられている印象があります。

※関連記事
「2年縛り」は続く…携帯大手3社、契約更新月を2ヶ月→3ヶ月に拡大で対策終了の模様

もっとも、速度差別を一切してなければなんら問題ないのですが…

さいごに

「速度差別をしているのか?」ということ自体まだ不明です。また、それをどうやって証明するかもなかなか難しいと思います。

ただ実測上はサブブランドが格安SIMに対して速度面で上回っているという事実があるため、そこからどう証明に持っていくかがカギです。

今回の省令改正で大手キャリアは「私達は速度差別しないことを誓います」と宣誓することになるわけですが、その効果がどれくらいかは未知数です。

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