この記事は、ASUSのSIMフリースマホ、ZenFone 4 Selfieのスペックレビューと、関連商品(フィルム、ケースなど)を紹介しています。
製品名にSelfie(=自分撮り、の意)を入れるくらい「自分撮りに特化したスマホ」として注目を浴びているZenFone 4 Selfieですが、果たしてどのようなスペックなのでしょうか。
ZenFone 4 Selfie (ZD553KL)の基本情報
基本情報
製品名 | ZenFone 4 Selfie (ZD553KL) |
---|---|
発売元 | ASUS |
発売日 | 2017年12月頃 |
エクステリア
カラー | ブラック ゴールド ピンク |
---|---|
本体サイズ | 155.6×75.9×7.8mm |
重量 | 144g |
ディスプレイサイズ | 5.5インチ (1280×720 px) |
SIMサイズ | nanoSIM×2 (デュアルSIM) |
メモリサイズ | microSD (最大2TB) |
スペック
左から順にネイビーブラック(ブラック)、ローズピンク(ピンク)、サンライトゴールド(ゴールド)
OS | Android 7.1.1 |
---|---|
CPU | Snapdragon 430 (1.4GHz) |
ROM | 64GB |
RAM | 4GB |
カメラ画質 | アウト:1600万画素 イン:2000万画素+800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n |
バッテリー容量 | 3000mAh |
他 | 指紋認証 近接センサー、光センサー |
発売元会社「ASUS」について
私にとってASUSという会社は、SIMフリー携帯に触れるまでは「パソコンのマザーボード作ってる会社」というイメージでしたが、あなたはどんなイメージでしたか?
ASUS概要
ASUS(エイスースまたはアスース)は台湾の企業で、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンまで設計している総合家電メーカーです。
たまに「エーサス」と発音する人がいますが、「エイスース」と読むのが正式です。
2012年10月より「エイスース」という発音に統一したようです(公式サイト情報)。
- 設立
- 1989年
- 業種
- 電気機器(PC、PCパーツ、スマートフォン、周辺機器製造)
- 社名の由来
- Pegasus(ペガサス)の後ろ4文字から、「ペガサスが象徴する強さ、創造性、純粋さを具体的に表現する」という意図
ZenFone 4 Selfieの一番のポイントは「フロントカメラ」
ZenFone 4 Selfieの最大の特長を挙げるとすると…やっぱりフロントカメラのスペックです。
自撮りに特化したスマホという名にふさわしく、2000万画素の超高画質カメラ+800万画素の広角カメラが搭載されています。
この2つのカメラを使い分けることで、色々なシチュエーションに合わせて最高の自撮り写真を撮ることができます。
「BEAUTY MODE」で自分の理想に調整できる
ZenFone 4 Selfie撮った写真の画像補正がカンタンに行える「BEAUTY MODE」が搭載されています。
BEAUTY MODEでは、肌のトーン、ファンデ、美白、目の大きさ、小顔といった補正モードがあります。
自動でも行ってくれますし、自分で手動で補正を行うこともできるため、理想的な1枚を撮ることができます!
「肌のトーン」の調整例(公式サイトより)。左より右のほうが肌色のトーンが強調されていて温かみを感じられる肌に見えます。
フロントカメラ画質比較
よくあるスマホ | 500~1000万画素 |
---|---|
いいスマホ (例:HUAWEI P20 lite) |
1600万画素 |
ZenFone 4 Selfie | 2000万画素 +800万画素(広角) |
2018年になって主流となっているスマートフォンのフロントカメラはだいたい800万画素、たまに1000万画素という程度です。これでも画素数的には十分だとは思います。
ワンランク上のスマホになると、メインカメラ同等の画素数である1600万画素のカメラが搭載されているスマートフォンも出現し始めました。
例としてHUAWEIのP20 liteが挙げられます。P20 liteはメインカメラが1600万+200画素のダブルレンズになっていたり、カメラにこだわりのあるスマホのひとつです。
でもZenFone 4 SelfieはそのP20 liteの1つの上を行っています。
画素数で見てもその良さは伝わってきますが、その場その場で最適な写真が撮れるよう2000万画素のカメラに広角レンズの800万画素のカメラを付けているため、大人数での撮影から1人+景色という撮影まで幅広く対応できるところがポイントです。
ZenFone 4 Selfieは、「他の人よりもう一歩いい自撮り写真を撮りたい!」というあなたのためのスマートフォンといえます。
ほかZenFone 4 Selfieの特長
保存領域はたっぷりの64GB+microSDは2TBまで対応
高画質な写真は多くの保存領域を必要としますが、ZenFone 4 Selfieの保存領域は64GBもあるため、早々に容量いっぱいになる…なんてことはありません。
自撮り画像のサイズを1枚あたりざっくり5MBで見積もった場合、10GB消費するにしても約2000枚撮れることになります。
もし、「それでも足りないかも…」と思われた場合、ZenFone 4 Selfieは2TBのmicroSDに対応しているので外付けで2TBの保存領域を加えることができます。
だいたいどのスマホも多くて400GB程度のmicroSDまでしか対応していないなか、2TBのmicroSDに対応できるスマホは極めて珍しいです。
2TB≒2000GB≒2000000MBなので、1枚5MBなら約40万枚の写真を保存できる計算になります。
1日40枚撮っても10000日(27年以上)掛かります。…ということで、容量不足問題はZenFone 4 Selfieには無縁ですね(笑)
2枚目のSIMカードとmicroSDが別スロットで入れられる「トリプルスロット」仕様
もし「DSDS機能を使いつつmicroSDも使いたい」と思っている方には朗報です。
ZenFone 4 SelfieはSIMカードとmicroSDのスロットが独立しているトリプルスロット(=排他仕様)のため、全てを同時に使用することができます。
ただし、SIMカードを2枚挿入してLTE回線を同時に使用することはできないため、その点注意が必要です。
ZenFone 4 Selfieのウィークポイントは?
ディスプレイ解像度がHD
ZenFone 4 Selfieのディスプレイ解像度は1280×720ピクセルのHD画質です。
最近のミッドレンジ(中堅レベル)スマホは1920×1080ピクセルのFHD画質やそれ以上の画質(FHD+)であるものが多く、この点はやや劣っているなという印象です。
浮かび上がる問題点としては、小さい文字がFHDディスプレイと比べて少し見にくいなという程度の差は出てきそうです。
「解像度が悪いと写真にも影響が…?」と思われるかもしれませんが、撮った写真の画質と映す映像は全く別物です。
facebookやInstagramなどにアップした際にZenFone 4 Selfieのディスプレイ解像度は全く関係ないので、その点は気にしなくてOKです。
Wi-Fi対応が2.4GHz
対応しているWi-Fi規格がIEEE802.11b/g/nとなっていることから、2.4GHzには対応していますが、5GHzに対応してないことが分かります。
5GHzの周波数帯は、2.4GHzと比較して電波干渉を受けにくいという利点があります(逆に障害物に対しては2.4GHzより弱い)。
「これが致命的な問題か?」と言われたらそうでもなく、IEEE802.11nという規格で最大通信速度600Mbpsまで対応しているため、速度的なスペックが劣るということはないです。ただ電波干渉に対してちょっと劣るという程度です。
まぁこれは…「無理やりウィークポイントを示せ」と言われて挙がる程度のネタですね(笑)。
ZenFone 4 Selfie総評
ZenFone 4 Selfieは「自撮り特化スマホ」の名は伊達じゃないという印象です。
最高レベルのフロントカメラ+補正機能のコンボで、今までにない最高の写真をZenFone 4 Selfieで撮ってみてはいかがでしょうか?
ZenFone 4 Selfieの関連商品
ZenFone 4 Selfieに対応している保護フィルムやケースといった関連商品を探しました。
ASUSのスマートフォンは似たような名前が多いため、購入の際は別機種のものを間違って買わないように気をつけてくださいね。
Amazonで保護フィルムやケースが買おうとしたら送料が発生する場合、Amazonプライムなら送料が無料になります!
詳しくはコチラ
ZenFone 4 Selfie 対応フィルム
ディスプレイだけでなく表面全体を保護してくれるフィルムです。
ただ曲面部はカバーしない仕様となっています。
ほかにも対応保護フィルムはあります。気になる方は是非検索してみてください。
⇒「ZD553KL フィルム」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
⇒「ZenFone 4 Selfie フィルム」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
2商品はわずかながらデザインが異なるので、誤って買ってしまうとピッタリ合わないという問題が起こります。
検索の際は気をお買い物をしてくださいね。
ZenFone 4 Selfie 対応ケース
TPU素材のソフトケースの中では厚さが薄めのシュッとしたデザインが特徴的です。
カメラ用の穴が空いてなくて、スライド式になっています。「ZenFone4 Selfie ZD553KL ケース 手帳型 ケイオー」と検索すると、同メーカーの別の柄のケースがヒットします。
カラーも豊富でレッド以外にもゴールド、ブラック、ブルー、ローズゴールドの計5色と豊富です。
以上がオススメケースですがほかにもありますので、気になる方は是非検索してみてください。
⇒「ZD553KL ケース」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
⇒「ZenFone 4 Selfie ケース」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
2商品はわずかながらデザインが異なるので、誤って買ってしまうとピッタリ合わないという問題が起こります。
検索の際は気をお買い物をしてくださいね。
さいごに
アウトカメラよりもインカメラのほうがハイスペックなスマホという特徴的なスマホですね。
私自身は自撮りを全然行わないのですが、自撮りを頻繁に行う方にこの製品を知ってもらえればいいなと思いました。
関連記事
- 年別スマホ一覧
- メーカー別SIMフリースマホ一覧
コメント