この記事は、HUAWEIより発売されたSIMフリースマートフォン、nova lite 2のスペックレビューを行っています。
また、記事の後半には人気関連商品(保護フィルム、ケース)を紹介しています。すでに端末をお持ちの方は是非チェックしてみてください。
nova lite 2 の基本情報
発売元情報
製品名 | nova lite 2 |
---|---|
発売元 | HUAWEI |
発売日 | 2018年2月頃 |
エクステリア
カラー | ブルー ブラック ゴールド |
---|---|
本体サイズ | 150.1×72.05×7.45mm |
重量 | 143g |
ディスプレイサイズ | 5.65インチ (2160×1080 px) |
SIMサイズ | nanoSIM×2 (デュアルSIM) |
メモリサイズ | microSD (最大256GB) |
スペック
※左から順に表面、ブラック、ゴールド、ブルーの全3色
OS | Android 8.0 |
---|---|
CPU | HUAWEI Kirin 659 オクタコア (2.36GHz×4コア+1.7GHz×4コア) |
ROM | 32GB |
RAM | 3GB |
カメラ画質 | アウト:1300万画素+200万画素 (ダブルレンズ) イン:800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
他 | 指紋認証 近接、環境光センサー |
開発メーカー「HUAWEI」について


ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)は中国の通信機器メーカーのひとつです。
1987年に設立されており、30年以上の歴史のある企業です。
世界170カ国以上、世界人口の3分の1の方々が利用している(会社ホームページ情報)と豪語されています。
- 正式社名
- 華為技術有限公司
- 本社所在地
- 中華人民共和国 深圳(シンセン)市
- 事業内容
- 通信機器事業
- 公式サイト(日本)
- https://www.huawei.com/jp/
携帯電話は4シリーズに分類、国内展開は3シリーズ
- Mateシリーズ
⇒フラッグシップモデル(最高級) - Pシリーズ
⇒ハイエンドモデル(高級) - novaシリーズ
⇒ミッドレンジモデル(中級) - honorシリーズ
⇒ミッドレンジモデル(中級)
HUAWEIから発売されるスマートフォンは、今回発売されるnovaシリーズの他に3シリーズあり、計4シリーズ存在します。
novaシリーズはHUAWEI内ではロースペック側のスマートフォンに位置づけられているようです。
nova lite 2の特長
カタログスペックから伺える、nova lite2の特長は以下の通りです。
厚さわずか7.45mm、重さ143gの超軽量薄型スマホ
厚さがたった7.45mmというのは、他のスマートフォン(だいたい8~10mmの間が多い)と比べても上位レベルの薄さです。
ズボンに入れても他のスマホよりもかさばらず、ファッション性を保つことができそうです。
幅いっぱいに表示される約5.65インチ、FHD+の高画質ディスプレイ
上のサンプル画像を見てもわかりますが、幅いっぱいに表示される画面が特長的で、無駄の一切ないデザインとなっています。
画素数は2160:1080(18:9)でフルハイビジョンデジタル(1920:1080)を超えるフルハイビジョンデジタル+(FHD+)画質となっているため、動画を見るにも、WEB検索で情報収集するにも持ってこいのスマホ画面です。
メインカメラはレンズ2台並列搭載の「ダブルレンズ」で、立体感のあるリアルな写真が撮れる
メインカメラは横並びにレンズが2台搭載されています。
これが「ダブルレンズ」というもので、2つのレンズで遠近感の表現力が増し、また2つのレンズを用いることでより多くの光を取り込めることから、実際に目で見たようなリアリティあふれる写真を撮影することができます。

サクサクな操作を実現するオクタコア、2.36GHz×4+1.7GHz×4の高性能CPU
最近のスマートフォンでは搭載がトレンドとなっているオクタコア(8個のCPU)を搭載しているため、求める動作に対してよりクイックな反応が期待できます。
nova lite 2を買う上での注意点
それほど問題にはならないとは思いますが、スペックを見た上での注意点を列挙しておきます。
「いや、それ重要だけど」という方は、別のスマートフォンを選んだほうがいいかもしれません。
Wi-Fi規格
スペック表記にIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)と書かれているため、aとacの記述がありません。
aは古いから機能的にいらないと捨てて、acは逆に高機能すぎるからいらないと捨ててる感じでしょうか。
基本的にこれが問題になることはないと思いますが、「いやいや、問題ですけど」という方は別商品を買ったほうがいいかもしれません。

なお、IEEE80.211n(2.4GHz)は、理論上600Mbpsの高速通信を可能にします。

DSDSは3G非対応
nova lite 2はSIMカード2枚搭載可能のDSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)ですが、FOMA SIMカード(=3G通信のみのSIM)には対応していません。
3G対応のSIMを使おうと思っている方は要注意です。
KDDIの移動体通信網は非対応
いわゆる「au回線」と呼ばれているKDDIの移動体通信網を利用することはできません(例:mineoのAプラン)。これが一番要注意案件かもしれません。
現在au回線の格安SIM会社と契約している方は要注意…というか、買うのは止めましょう。
NTT回線やソフトバンク回線を使用する格安SIM会社なら利用可能です。
P20 liteとの比較
nova lite 2発売開始から数ヶ月後にHUAWEIが発売したミドルレンジスマートフォン、「P20 lite」とnova lite 2のスペックがどれくらい違うか比較してみました。
nova lite 2 | 製品名 | P20 lite | ||
---|---|---|---|---|
2018年2月頃 | 発売日 | 2018年6月頃 | ||
ブルー ブラック ゴールド | カラー | ブルー ブラック ピンク | ||
150.1×72.05×7.45mm | 本体サイズ | 149×71×7.4mm | ||
143g | ● | 重量 | 145g | |
5.65インチ (2160×1080 px) | ディスプレイ サイズ | ● | 5.84インチ (2280×1080 px) | |
nanoSIM×2 (デュアルSIM) | ― | SIMサイズ | ― | nanoSIM×2 (デュアルSIM) |
microSD (最大256GB) | ― | メモリサイズ | ― | microSD (最大256GB) |
Android 8.0 | ― | OS | ― | Android 8.0 |
HUAWEI Kirin 659 オクタコア (2.36GHz×4コア +1.7GHz×4コア) | ― | CPU | ― | HUAWEI Kirin 659 オクタコア (2.36GHz×4コア +1.7GHz×4コア) |
32GB | ― | ROM | ― | 32GB |
3GB | RAM | ● | 4GB | |
アウト:1300万+200万画素 (ダブルレンズ) イン:800万画素 | カメラ画質 | ● | アウト:1600万+200万画素 (ダブルレンズ) イン:1600万画素 | |
IEEE802.11 b/g/n | Wi-Fi | ● | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | |
3000mAh | ― | バッテリー容量 | ― | 3000mAh |
P20 liteのほうがRAMが1GB多めに積んでおり、他にもカメラ性能(画素数)やWi-Fi規格、顔認証機能の有無などでスペックが上回っています。
以上、機能の比較結果でいうならば、スペックはP20 lite > nova lite 2なのは間違いないですね。


P20 liteとの価格差と、個人的意見
ほぼ価格が変わらないのであればP20 lite一択ですが、8/15時点のAmazonでの参考価格の差はおよそ8500円です(P20 lite:約3.5万円、nova lite 2:約2.8万円)。
新品で買うならどっち?って聞かれたら迷うところですね…
ただ、個人的に思うのは「(特にカメラについて)P20 liteほどの機能はいらん…」と思われた方は、nova lite 2のほうがオススメです。
というのも、極論を言えば、比較した限り「値段の差≒カメラの差」くらいに感じるためです(あとは画面サイズが少し大きくなるくらい)。


使わない機能にわざわざお金をかけるのはもったいないので、自身の用途に合わせて買うことをオススメします。
大手キャリアが販売するスマホの中から選ぶのではなく、世界中のスマホから自分の用途に合わせて自由に選べるのがSIMフリーの魅力でも醍醐味でもありますので、自分にあったスマホを存分に探しましょう!
nova lite 2総評
nova lite 2は低価格スマートフォンながら、スペックの観点からみたコストパフォーマンスは極めて良いと思います。
ダブルレンズでワンランク上の性能のスマートフォンをお求めの場合、同社が発売しているP20 liteのほうをオススメしますが、カメラにそれほど執着しないという方はnova lite 2で十分だと思います。
nova lite 2の関連商品
nova lite 2に適応する保護シートやケースなどの関連商品の中から、特に人気のある商品、注目の商品をピックアップしました。
Amazonで保護フィルムやケースが買おうとしたら送料が発生する場合、Amazonプライムなら送料が無料になります!
詳しくはコチラ

nova lite 2 対応ケース

nova lite版とnova lite 2版があるので、お間違えのないようお買いください。

黒は渋め、ストリベリーはカワイイ系、紺(黄緑)はオシャレでそれぞれ個性的です。
※画像をクリックすると、対象商品ページ(Amazon)にジャンプします。
カラー | 外側 | 内側 |
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黒×茶 | ![]() | ![]() |
ピンク × ストロベリー | ![]() | ![]() |
紺×黄緑 | ![]() | ![]() |
ほかにも専用ケースは多種あります。関連商品を探したい方は是非検索してみてください。
⇒「nova lite 2 ケース」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
nova lite 3 対応フィルム
保護フィルムは上記ケースと一緒に買われている商品、ケースと同じメーカーが作っている商品をピックアップしました。

よほど商品に自信があるのか、365日無償交換・返品にも応じるとのことです(Amazonの商品名より)。

フチの色は上の黒の他に白もあります(コチラをクリック、Amazon)。
以上がオススメの保護フィルムですが、ほかにも多種ありますので他の関連商品を探したい方は検索してみてください。
⇒「nova lite 2 フィルム」で検索する(Amazon、 Yahooショッピング、 楽天市場)
まとめ
Amazon参考価格では28,000円台ですが、概ね20,000円前後で販売されており、このレベルのスマホでも20,000円くらいで買えるのかと思うとすごい時代になったなぁと感じます。
現在私はSHARPのスマホを使用しているのですが(SH-M04)、HUAWEI産スマホも次の購入候補にしようと思いました。
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